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■ 「ゲッター画像」 -スクリプト編 3-





「スクリプト編」は、私的なページです。

誰にでも使いこなせるものではないのですが、なんとはなしにHP化してしまいました。





 Ruby(ルビィ)版


  Perl版に続き、Ruby版を作ってみました。
 何のことは無い。 Perl版とまったく同じ動きをするものです。
 違う言語でやってみたくなったという、ただそれだけのことです。

  Perlと全くように組むと動きませんね。 やはり言語の違いというのはあります。
  Perl版と同じく、文字コードは「UTF-8」仕様です。

 Ruby版 (基本的にLinux用)・・・ 2005.08.15    





 使い方

 T.Linux(UNIX)


 下記サイトを例にとり、ご説明いたしましょう。
 http://ent.tom.com/1573/1607/2004316-71259.html




@ 上の「Ruby版」と書かれているところをクリックし、スクリプト(rbwget.rb)をダウンロードします。

A ターミナルを起動します。

B @でダウンロードしたのと同じディレクトリに跳びます。(cd なんたら)

C (念のため)ruby -v[ENTER]
  …結果が返ってくれば、Rubyがインストールされています。

D (念のため)wget -V[ENTER]
  …結果が返ってくれば、wgetがインストールされています。

E chmod u+x rbwget.rb

F さて、ここからが本番です。

 ./rbwget.rb

 例えば上のような形で入力し、[ENTER]。

 注: which ruby とやって、/usr/bin/ruby 以外にRuby本体のパスがあるようなら、ruby rbwget.rb と入力してください。

G “Please enter an URL(Hisshu_desu!): ”のメッセージに対し、URLを入力し[ENTER]。(図1)
(図1)
ちなみに、入力値は“http://img.ent.tom.com/images/zhuanti/xuruoxuan/d/”です。

H 「頭の数字」(=Saisho_chi)を入力し、[ENTER]。(図2)

I 「お尻の数字」(=Saidai_chi)を入力し、[ENTER]。(図2)
(図2)

J「0埋めの桁数」(=Zeroume_no_Keta)を入力し、[ENTER]。(図3)
 …「0埋めしない」場合は、“0”または“1”もしくは何も入力せず[ENTER]します。。

K「拡張子(=Kakuchoshi)」を入力し、[ENTER]。(拡張子が“jpg”である場合は、入力せず[ENTER]。)(図3)

L「数字以降の文字列(=Suji_Ikou_no_Mojiretsu)」を入力し、[ENTER]。
  (文字列が“ない”場合は、入力せず[ENTER]。)(図3)
(図3)



 …上記画面のようなイメージが走り出します。(ダウンロード進行中イメージ)

M 以下のとおり、画像の取り込み成功。
  画像はカレントディレクトリに溜まります。



 …流れとしては、ざっとこんな感じです。





 もう1点補足。

 以下は、Windows版「GETTER画像」には無かった機能ですが、
 例えば、ダウンロードしたいサイトを同時に複数見つけたとして・・・、

 rbwget.rbを、別ディレクトリにそれぞれ置いてやれば、ダウンロードの同時実行も可能です。

 cp -p /home/getter/rbwget.rb /home/getter/yui/
 cp -p /home/getter/rbwget.rb /home/getter/jun/
 /home/getter/yui/rbwget.rb
 /home/getter/jun/rbwget.rb

 …こんな感じです。





 U.Windows

 ★ −(絶対!)必要要件− 
       1.WindowsXPもしくは2000であること
       2.すでに「GETTER画像」Delphi版(もしくはVB版)がセットアップされていること。
       3.「ActiveScriptRuby」をインストールすること。(手順は以下。)


 ■ Rubyインストール手順

 @ こちらへとびます。

 A 「ActiveRuby*.msi」 をダウンロードします。(1.6でも1.8でも、どちらでも構いません。)

 B インストール(「次へ」→「次へ」で。)


 ■ ダウンロード・スクリプトの実行手順

 @ ここ「Windows専用Ruby版」)を右クリックし、スクリプト(winrbget.rb)をダウンロードします。
   注:拡張子を「txt」にして(=テキスト形式で)ダウンロードしてはいけません。(winrbget.rb.txtなど。)
      必ず「winrbget.rb」のままダウンロードしてください。 でないと動作しません。
      (まあ…。 そもそも初心者には無理なバージョンなんで・・・。(^^;))

    ※一応プログラムなので、「テキスト形式」では実行されないのです。
      …この問題を回避する一手段としては、先に「ActiveScriptRuby」をインストールしてしまうことです。
       スクリプトのダウンロードは、その後で行ってください。
    
   …ダウンロードしたファイルのアイコンがこんなものになっていれば、実行可能です。
    「メモ帳」アイコンの場合、「テキスト形式」です。

 A 「コマンドプロンプト」を立ち上げる。

 B 「winrbget.rb」を置いたディレクトリに移動。
   cd なんたら・・・。(初心の方には無理です・・・。)

 C ruby winrbget.rb[ENTER]

   ・・・やっぱダブルクリックだとうまくいかないことがあるので、上のようにお願いします。

   注:RubyのPath設定は、しなくてもいけたような…。(その辺臨機応変に。)

 B あとの手順は、「Perl版」や「Python版」と同じ。
    (UNIX版はローマ字、Windows版は日本語で組んでいます…。)
   

 C あ、そうそう。 画像はどこに溜まるのかを書き忘れました。
   「winplget.rb」を置いたのと同じディレクトリです。

    こんな感じ。


  …この度、“スクリプトファイルをダブルクリックする方式”を取りやめました。
   このやり方ですと、画像のダウンロード先が別ディレクトリ(*1)になるケースが、出てま
   いります。

    なので、予め「コマンドプロンプト」を立ち上げられ、「“cd なんたら”でスクリプトを落と
   されたディレクトリに移動」してください。
    そして、スクリプトの実行は、コマンドラインから行ってください。

    でも、言ったって意味分からんでしょうから、「Windows版」はおそらく廃止します。
   「スクリプト版」はもともと、「Windows」用に作ったモノではないので・・・。


     (*1)…要するに、皆様お手元のWindowsから「コマンドプロンプト」を起動されたとき
         の、「カレントディレクトリ」・・・だったりします。



   ところで、スクリプトのテキスト吐き出し(のみ)の所要時間を(Windows上で)計ってみたところ、

    1位 … Perl
    2位 … Python(僅差)
    3位 … Ruby(少し遅れて)

   となりました。 Linux上だとどんなもんでしょう・・・?





     私の今の希望としては、「Python」メインで覚えて、「Ruby」をほぼ同時並行で学ぶといったところでしょうか。
    「Python」は世界的には著名な言語(コレ本当。)ですが、如何せん日本ではあまり普及していないこともあって、日
    本語マニュアルの類が非常に少ないのが残念なところです。
    そこで(日本生まれの)「Ruby」を並行して勉強すれば、覚えやすいのではないかと。

     どちらも「Perl」言語から派生している側面が大きいので、先の2つをやってて解らない事があったりすると、意外と
    「Perl」のマニュアルにヒントがあったりします。
    「Perl」そのものは(コードに“$”とか”@”とかが頻繁に出てきて綺麗くない。)あまり好きではないのですが、ドキュメ
    ントが豊富なことと、例えば“%0$ARGV[4]d”などという記述が出来てしまう(「Ruby」や「Python」では出来なかった。)
    、そのフレキシブルなところはスゴイと思いました。





 ■ (数字ではなく)「abc」版


   「abc版」(wrbchar.rb)のダウンロード (Windows用です。)


  …数字ではなく、「abc順に画像をダウンロードする版」です。

  ついでに例題を作ってみました。 お試しください。

 (考え方)
   例題サイトには、画像のファイル名で申しますと「mana-A.png」から「mana-K.png」まであります。
  つまり、“「A」から「K」までを順繰りにダウンロードしたい”と、こうなるわけです…。

  これを「GETTER画像」に当てはめますと、以下のように設定したいところですね。
  

  ・・・が、この設定ではダメなのです。

   なぜダメなのかと申しますと、「頭の数字」・「お尻の数字」各欄は、あくまでも“数値”を入力するとい
  う前提に立っているからなのです。
   “数値”ではない“A”や“K”を入力しても、動作しません。
    (無論、「rbwget.rb」も「winrbget.rb」も、“数値”仕様です。)

  ・・・そこで、本スクリプトの出番となります。

     まとめ −必要要件− 
              1.WindowsXPもしくは2000であること
              2.すでに「GETTER画像」Delphi版(もしくはVB版)がセットアップされていること。
               3.「Ruby」をインストールすること。(手順は上の方で説明済。)

 @ 上の「wrbchar.rb」を(任意の場所に)ダウンロード。
    …「ActiveScriptRuby」が正常にインストールされており、スクリプトのダウンロードにも問題が無ければ、
     宝石のようなアイコンになっているかと思います。

 A 「コマンドプロンプト」を立ち上げる。

 B 「wrbchar.rb」を置いたディレクトリに移動。
   cd なんたら・・・。(初心の方には無理です・・・。)

 C ruby wrbchar.rb[ENTER]

   ・・・やっぱダブルクリックだとうまくいかないことがあるので、上のようにお願いします。

   注:RubyのPath設定は、しなくてもいけたような…。(その辺臨機応変に。)

 D
  
  上のようなイメージで、

    “http://gazogetde.gozaru.jp/manami_hashimoto/mana-”
    “A”
    “K”
    “png”
    [ENTER]

    の順に、入力していきます。

  画像は「wrbchar.rb」と同じフォルダの中に、溜まっていきます。


   注1:“http://gazogetde.gozaru.jp/manami_hashimoto/mana-”を入力するところ。
     一所懸命手入力されている方は、いらっしゃいませんか?
     「Windows2000」をお使いの方は、↑のURLをマウスで選択して「Ctrl」+「c」、今度はコマンドプ
     ロンプト画面上で右クリック。
     …これで貼り付けが出来ます。

   注2:この例題の場合に限ってですが、ファイル名一番最後のアルファベットは“大文字”となっています。
     試みに小文字の設定でやってみて、上手くいかないことを学習しましょう。

   注3:かといって、あ.jpg 〜 わ.jpg に対応してるって訳でもないんですが…。(「abc」版ですので…。)





 V.Mac

 「MacOS X」の場合です。「9」以下の場合は多分使用出来ません。(実はよく知りません。)

 ターミナルを起動し、wget -hを実行してみてください。
 結果が返ってくるようなら、上記Linuxのパターンと同様の手順で、操作を行うことが出来ると思います。
 
 ★Macも文字コードが異なりますので、それがどうなるかは動作検証してみないことには分かりません。
  (家にMacが無いので検証できず。)






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