■ 「SQLServer」 1





最近「SQLServer」を使う機会がありましたので、どうせならメモ的に書き留めておきたく思いました。

「SQLServer」は「Oracle」と比較すると、アホほど簡単なようです・・・・・。





 インストール

 「インストール編」の作成には、画面コピーが必須ですかね?
 もうインストールを終えてしまっている身としては、再度(画面コピーしもって)インストールするというのはかなりウザイ
 作業です。
 …ですので、それは後回しに。


 注意したいのは、「認証モードの選択」のところ。
 「SQLServer」のアカウント認証には、「Windows認証」と「SQLServer認証」という、2つのやり方があります。
 「SQLServer」が推奨するのは、Windowsサーバの強力な認証機能をそのまま受け継ぐ「Windows認証」モード。
 でも、昨今のセキュリティ一辺倒になった、ガチガチのLAN環境で使用する場合には、注意が必要です。
 はっきり言って、「SQLServer認証」の方がはるかにやり易い。





 使い方



 「Enterprise Manager」を立ち上げたところ。
 向かって右に見えているのが、各データベース。

 「inter」という名のデータベースのみ、私が自分で作成したもの。 それ以外はデフォルトです。

 私はこれらを「Oracle」で言うところの「スキーマ」に当たる概念と見ましたが、ものの本によると、これらは「表領
 域」に相当するそうです。
 (「スキーマ」と考えた方が解り良いですが・・・。)

 あ、そうそう。 ご参考までに。
 別インスタンスを作成する場合には、CD-ROMを入れて、インスタンス名を指定する必要があります。
 (別インスタンスを作成出来るようになったのは、「SQLServer 2000」からのようです…。)
 Oracleの場合、別インスタンスの作成にCD-ROMは必要ありませんが、「SQLServer」には必須です…。

 (・・・その後。)
 別インスタンスったって、これじゃあ単に「もう1個インストール」するのと変わらないですね。(笑)
 とは言え、その後の調べでは、上の各「データベース」は「Oracle」で言うところの「スキーマ」よりも上位の概念ら
 しく、「インスタンス(「Oracle」で言うところの)」に近いと言えるかも知れません・・・。



 因みに、上記データベースのファイルの在り処を調べてみると、それぞれ1つのファイルに対応づけられるみたい。
 (これも、「Oracle」とはかなり違うところですね。)
 先ほどの「inter」データベースは、「inter_Data.Mdf」が該当するのでしょう。

 拡張子mdfファイルがデータファイルで、拡張子ldfが「Oracle」で言うところの「REDOログファイル」ということになるで
 しょうか?


 ああそうそう。
 新しいデータベースの作成手順ですが、「Enterprise Manager」で「データベース」と書かれているところを右クリックし、
 →新規データベース→名前を入力・・・・・で、作成されます。 簡単です。





 テーブルのインポート

 既存データのインポートを行ってみました。
 おそらく「SQLServer」の一番のウリは、データ移行のし易さではないでしょうか?
 「Excel」や「Access」からは勿論、「Oracle」からのデータ移行もウィザード形式で簡単に出来ます。
 これは便利です! 便利すぎる!!!

 ・・・便利すぎて、味気ないほどです…。



 今回は元データとして、このサイトに掲げられている郵便番号データを用いてみました。
 http://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/oogaki.html

 例えば、この中から「東京都」のデータをダウンロードしたとします。

 このファイルはcsv形式ですが、csv形式は「SQLServer」でもサポートされているものの、ちょっとやりにくい感じでし
 たので、私はまずこれを「Excel」形式に変換して保存しました。




 さっきも書いた「ウィザード」がこれです。 このようなリストの中から「Microsoft Excel97-2000」を選択するとします。
 



 こっちが、インポートデータを入れる側の設定。
 ローカルなので、認証モードはどちらを使っても良いでしょう。



 ど素人さん向けに書いている訳ではないので、しょうもないところはすっ飛ばして解説しています。
 (悪しからずです。)
 どうやらデフォルトのままだと、「$」とか「'」・「`」が付いたテーブル名になってしまうようなので、この画面で修
 正します。
 勿論、インポート後に修正することも出来ます。

 インポートしたばかりのテーブルは、「Enterprise Manager」をリフレッシュしないと見えてこないです。




 「Enterprise Manager」のテーブルを右クリック→テーブルを開く で、上記のようなデータが見られます。


 ・・・「DTS」のあたりは、またいずれ追記します。